2013年09月05日

メニエール病と出産〜体験談〜

メニエールと妊娠の次は、
メニエールと出産について。

メニエール病にストレスがよくないというのは有名な話ですが。

私は妊娠してから出産に至るまで、
結構なストレス因子がありました。

ちょっと箇条書きにするので見てみてください。



・赤ちゃんが双子と判明(双子は流・早産の可能性が70%。単胎と比較して周産期のリスクは8倍と言われてました)

・双子のタイプが一絨毛膜 二羊膜 と判明。(普通赤ちゃん一人につき胎盤は一つですが、私の双子は一つの胎盤を2人で共有するタイプ。1人が育ちすぎて1人が育たないなど、双子の中でもリスクが高いタイプでした)

・切迫流産になる(夜中に大量出血し病院に駆け込んだら絨毛膜下血腫と診断されました。)

・父が他界した(私は関東に住んでますが、父は関西。絨毛膜下血腫の出血が治まらない状態で急いで荷造りをし、新幹線で上の子と里帰りしました)

・3日で引っ越し準備をする(双子を育てやすい1階のマンションに引っ越すことに。上記のことがあったため出血治まらない状態で管理会社とのやりとり、段ボール詰めなどしてました)

・長男が休園することに(医者にこの状態で新幹線に何度も乗るのは危険。幼稚園は休園させ、出産まで実家で過ごすよう言われたから。急だったので手続き不十分で里帰り。里帰り先から幼稚園と色々やりとりしてました。)

・喘息を発症する(父の線香の煙、実家は昼夜の温度差が激しいので発症した様子。産婦人科と呼吸器内科、2つの科にかかることになりました)

・東日本大震災がおきる(まだ情報が偏っていたので関東に戻ってからの水、ミルクなど食材の確保。放射能問題を心配してました。)

・切迫早産で管理入院する(32週に入院。出産する36週までずっと24時間早産止めの点滴してました。)

・水腎症になってること判明(薬の副作用。出産すれば治るとのことでした)

・筋肉溶け出す。出産は帝王切開になる(薬の副作用が強くでてしまい、予定より早い出産となる。執刀医は研修医あがりで手術するようになってから3ヶ月しかない先生だったので不安でした)


以上です。
けっこうすごいでしょ?

不幸自慢のようになっていますが…。

何故、ここに書いたかというと、
「こんな状態の人でも出産できましたよ!」
と、お伝えしたかったからです。

薬は飲まず、指示されていた水分摂取も運動も殆どできない状態でしたが、
大きな発作に襲われることなく出産することができました。

ただ症状が何もなかったわけではありません。

耳が詰まる日、ふらつく日はちょこちょこあったので、
新幹線にのるときはホームの端を歩かないようにしたり
横になった状態から急に立ち上がらないようにしたり
それなりに注意はしてました。

産婦人科の医師には初めにメニエール病と伝えてから
特にメニエールについてどうこう指示されたことはありません。

あ、逆に「気をつけることはありますか?」と聞かれたけど、
でも特に思いつかなくて。

一つだけ手術前に、
ストレッチャーに横になった状態で運ばれると絶対眩暈が起きる気がする
とは伝えました。

結果、なんともなかったですが。

たまにグラッとふらつくことはあっても
ぐるぐる回転するような大きな眩暈は一度も出ませんでした。


何故でしょうね?


一つは、
メニエールの症状が休息している時期に妊娠したということが大きいと思います。

もし、発症直後の急性期に妊娠していたら。

無事に出産に至ったかどうかはわかりません。


それから、もう一つ。

「病は気から」といいますが。
これ、本当にそうだと思う。

妊娠中は色んなことがおこったけれど、考えても仕方がないことは意識的に考えないようにしてました。
うじうじ悩んで解決するなら一生懸命に悩むけど、でもそうじゃない。

どうしよう、どうしよう と思っていても、
出血を止めることはできないし、父の病は治らない。
双子の胎盤をもう一つ作ってやることもできないんです。


父に双子を見せてやれなかったんじゃない。
生きてるうちに双子の妊娠を報告できたんです。

早産になってしまったんじゃない。
早産でも無事に生まれてくれたんです。


そうやって思いを変換することで
過酷な状況でも私なりに楽しむことができていたと思います。

たくさん笑って、たくさんお腹の中の双子に話しかけていました。

2人が無事に生まれたときは本当に嬉しかった。



そこで本題。


「メニエール病でも出産できるのか?」


私は、人によると思う。

つわりがキツイ。嫌だ、つらいと毎日泣いて、出産が怖い、どうしようと悩んで悩んで。
そういう人は発作がおきやすいかもしれない。

つわりがキツくても、ラクな日に目を向けて
「今日はご飯が食べられた!」

出産が怖くても、赤ちゃんに目を向けて
「もうすぐ赤ちゃんに会えるんだ!」

こう思える人は、ストレスが少なく、発作はおきないのかもしれない。


私は
「メニエール病でも出産は大丈夫」
とは言えません。

でも、
「メニエール病でも出産できました!」
とは言えます。

これを書いている今、2歳の双子が側にいます。

とってもとってもかわいい双子。

あの時、妊娠をあきらめずによかったと、
私は心からそう思っています。



この記事へのコメント
初めまして、町医者の耳鼻科にめまいのないメニエール病と診断されて1年になります…。

耳詰まりや耳の中からバリバリやゴリゴリなどの音がなってます。 耳の方は毎日なのですが、私だけかな〜?と思い、ご質問させて頂きたいのですが、普段の耳の状態はいかがですか?

私は、子育ての終わりに難聴になり、治りましたが、また仕事をすぐに再開したところ、また軽い難聴を起こし、メニエール病での治療、イソバイトを飲んだところ、耳の中からバリバリやゴリゴリなどの音がなり、耳の詰まりの方も左右に移動するようなのです。 両方は詰まりません。
メニエール病がおさまっているとの事でしたので、耳の詰まりの方や耳なりの様子はどのような感じかと、お聞きしたくて、コメをさせていただきました。
今から、子育ての方も大変かと思いますが、ゆっくりと育てていかれたらいい状態になられますようにと、思わずにはいられません。
大変だと思いますが、体の方はくれぐれもお大事にして下さい。
Posted by 環 at 2013年09月09日 22:03
>環さんへ

はじめまして。
コメントいただき、私の体調まで気遣っていただいて有難うございます。

私の普段の耳の状態ですが。
たまに耳鳴り、キーンという音やゴォーっと空気が通るような音が聞こえますが、それ以外は普通の状態です。
詰まりはなく(当初から耳の詰まりは少ないタイプでした)耳鳴りも一瞬あれ?と思うだけで持続性はありません。頻度も月に1〜2回と少ないです。

症状が毎日となると大変お辛いと思います。

気になったのは、「めまいのないメニエール病と診断」ということなんですが、めまいのないメニエール病なんてあるのでしょうか?

私はメニエール病の症状の特徴が「ぐるぐる回転する眩暈を繰り返す」ことだと思っているのですが、環さんは眩暈はまったくないのでしょうか。

過去記事にも書きましたが、メニエールの診断ってとっても難しいようです。
メニエールと似た病気はたくさんありますし、原因不明のめまいを全て「メニエール」とする医者もいるようなので…。

私が検査入院したときも「メニエール病とわかるまで10年かかった」という方がいました。
メニエールの治療は耳鼻科でも専門の先生がいるところ。「メニエール外来、めまい外来」を設けているようなところじゃないと治療は難しいのかなと感じています。
Posted by まる at 2013年09月10日 04:16
お答えいただき、ありがとうございました。
なかなか、メニエール病と診断することは難しいようですね。 耳鼻科の医師は、あっさりとイソバイトが効いたから、メニエール病と診断したので、そんなに難しい診断とは思っていませんでしたので、びっくりしています…。

聴力の方は、不安定ながら正常な範囲にあるようですが、耳の違和感がとれません。
悪くなって1年が過ぎようとしていますから、治る確証は難しいようです…。
今は、漢方薬治療で対処治療をしております…。

今思うと、聴力が悪くなった時に、大病院の方に行くべきでした。
イソバイトを飲んだら、大丈夫ですからと言われて、鵜呑みにしていたことが良くならなかった原因ですね。

大変参考になりました、ありがとうございます。
発作の方も出ないように、難しいでしょうが、無理なく出来る限り過ごして下さいね。
双子ちゃんが元気でいますようにと願います♪
Posted by 環 at 2013年09月11日 01:29
たびたびコメントしてますMままです。まるさん、出産についての投稿、ありがとうございました。大変貴重な内容です!ただいま私はどきどきしながら二人目不妊治療中です。常に耳に違和感はありながらなので、すごい心配ですが・・・。この状態で二人目に挑めるのか、すでにいる一人と自分の耳を大切にするべきかと悩み始めています。まるさんのブログをみると、ふたごちゃんも出産されていいな〜っておもいます(^^)

私も上にコメントされてます環さんと一緒の蝸牛型メニエール(めまいのないメニエール)と診断されています。原因は内耳の問題で一緒なので、メニエールの亜種みたいな扱いです。

環さん(まだご覧になってるでしょうか)>
私は最初からステロイドを使った治療でしたが、その後も繰り返し、今はイソバイドと漢方などで対応しています。(町医者も大学病院もたくさん回りました)今はそろそろすっきりしないので、ステロイドのお世話になるべきか考え中です・・。
耳鳴りや耳詰まり感やら二重に聞こえたりと不快です・・・。音は聞こえてるんですけどね。


こうやって情報交換ができること、うれしく思います。
またどうぞよろしくお願いいたします♪
Posted by Mまま at 2013年09月13日 09:13
そうですか…。 Mままさんも大変ですね。
漢方薬はサイレイトウですか? 耳なりや耳詰まりの違和感とイソバイトを飲んですぐに起きてしまったのですが、他覚的耳なりと言いますが、耳の中からバリバリやゴリゴリなどの音が聞こえますし耳を合わせると、人に聞こえます。1年になりますが、悩まされています…。

子育てと、もう一人の妊娠の希望ですか?
私は、子育てが終わってからのメニエール病で、最初は突難の診断で、キレイに治り、すぐに仕事に戻り、2度目は30dbの低音難聴を起こし、イソバイトの処方を受けて、すぐに耳の違和感が出て、耳鼻科に相談したら、メニエール病での後遺症で、そうなる人もいるようです、耳鼻科に言われました。 お若いのに、大変かと思いますし、少しでも、違和感が和らぐ事があればと願いますが、辛いですものですから、気持ちはわかります。

また、何か参考になるような事があれば、情報交換しましょう。 少しでも、辛い気持ちをみんなでわかり合えたらいいですね。

私は、その後は数値的には難聴ではないようなのですが、悪くなれば、ステロイドも視野に入っているようです…。
Mままさんは、ステロイド治療を繰り返しておられるのですか?
何事もなく2人目のお子さまがさずかられる事をお祈りする事しか出来ませんが、ゆっくりと気長に構えていかれる事が一番かと思います。
Posted by 環 at 2013年09月13日 13:45
まるさん、まるさんのブログにもかかわらず、環さんへのご返信という形ですみません。情報交換ができるところがあまりないので、どうぞお許しくださいませ。

環さん>私も最初は突発性難聴といわれ、そのときはすぐにステロイドで治りました。がその後、繰り返すため、蝸牛型メニエールと言われるようになりました。
いくつか耳鼻科を回る中で、町のお医者さんではすぐにステロイド(錠剤&点滴)を出すお医者様もいらっしゃいましたが、ステロイドをのんだときはよくてもその後結局繰り返し・・・。私がかかっている大学病院では、聴力低下が大きすぎない場合、ステロイドのリスクと効果を比べたらリスクのほうが大きいとの事で、最近ではそこまで聴力の落ちがない場合は、ステロイドなしでいくような方針に今はなっていると聞きました。今日も町の耳鼻科にいってきましたが、(かかっている大学病院出身の先生がやっている個人耳鼻科で、新しい情報に長けていそうな先生です)同じことをおっしゃってました。。。気になるなら、ステロイドだすけど、必要ないと思う、、、とのことです。
ちなみに今は、時間はかかるものの、自力でなおったりすることもあるので、イソバイドなしでもいいのでは、と言われています。
が、心配性なので、薬ください〜、とお願いし、イソバイド・トリノシン・ごれいさん(漢方)をもらってます(^^)

音が聞こえないわけではないのですが、耳鳴りやら耳閉感ってきもちわるいですよね。。。
妊娠したらどうなるかな、もう二人目はあきらめようかな、がんばれるかな、と迷い中です。

最近この症状の人は多いそうです。ストレスがいけない、といわれてますが、前向きに乗り越えていきたいですね!
お気遣いいただき、ありがとうございました!
Posted by Mまま at 2013年09月13日 17:22
>環さん Mままさんへ

お2人とも貴重な情報有難うございます!
私は、メニエール病とは必ずめまいを伴うものだと思ってました。
気になって調べてみたんですが、めまいがないメニエール病も確かにあるようですね。
本格的なメニエール病に移行する前段階ってことなんですかね?
調べてると、私と同じようにメニエール=めまい と思っている人が多いようですし、この病気は色んな情報が散乱していて治療が難しいんだなと改めて感じました。

私は幸い症状が軽い状態が続いてますので、もう耳鼻科へは2年以上通っていないんです。
ですからメニエールの最新の情報には疎いと思います。

このブログが皆さんのお役にたてれば嬉しく思いますので、どうぞ遠慮なくコメント欄をお使いくださいね。

ブログのトップページに情報交換専用のページを作りました。
このコメント欄でももちろん構いませんが、最新記事がたまるとページが後ろにずれこんでしまうので、常にわかる位置に専用のページがある方がいいかな、と思ったものですから。
よかったらご利用くださいね。
Posted by まる at 2013年09月13日 19:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/373962842

この記事へのトラックバック